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オゾンとマイナスイオンが健康づくりに果たす役割について、 わかりやすく情報をお届けしていきます。

オゾンとマイナスイオンによる室内環境改善

今回はオゾンとマイナスイオンの性質の違いや作用のメカニズムに関して改めて簡単にご説明させて頂きたいと思います。

オゾンは、酸素原子が3つ集まった分子構造をもつ物質O₃です。
酸素分子は酸素原子2つの状態O₂で安定する性質から、オゾンは酸素原子1つを放出し、
その放出された酸素原子が菌やウイルスの細胞膜を酸化、分解、不活性化します。

マイナスイオンの説明は少々複雑ですが、出来るだけ簡単に説明させて頂きたいと思います。
物質を構成する原子の構造は、プラスの電荷を持った陽子と中性子から成る原子核の周りをマイナスの電荷を持った電子が回っていますが、時に原子核の周りを回っている電子が何かしらのエネルギーを受け、飛び出してしまう事があります。
飛び出して来た電子が他の物質に入るとマイナスの電荷が増えた物質となり、その状態がマイナスイオンです

自然界のマイナスイオン生成でわかりやすいのが滝のレナード現象で、水のクラスターが細かくなりマイナスイオン化する現象です。

マイナスイオンを人工的に生成する場合もこの原理を応用して空気中の細かな水分子に電気エネルギーを加える事によりマイナスイオン化して、マイナスイオンを生成しています。

シスコムワン®のオゾンシステムは、人体には全く影響を及ぼさない低濃度のオゾンと同時にマイナスイオンも生成し、低濃度オゾンとマイナスイオンの相乗効果により、人体に悪影響を及ぼす臭い物質や塵埃、空中浮遊菌やウイルス、等の原因物質に対して有効的に作用し、高いレベルで快適で安心安全な室内空気環境を実現しています。

シスコムワン技術顧問 岩﨑洋一

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